桐たんすに込められた想いを大切に

小引収納のアンティークアレンジ

小引収納の塗り替えと金具替え

小引収納の塗り替えと金具替え

小引収納の塗り替えと金具替え

小引収納の塗り替えと金具替え

小引収納の塗り替えと金具替え

小引収納の塗り替えと金具替え

小引収納の塗り替えと金具替え

小引収納の塗り替えと金具替え

小引収納の塗り替えと金具替え

小引収納の塗り替えと金具替え

小引収納の塗り替えと金具替え

小引収納の塗り替えと金具替え

小さな引き出しが12杯ある収納箪笥をアンティーク家具風にアレンジしました。

 この箪笥は桐ではなく化粧合板が使われていてウレタン塗装がされていたものでした。ずっと日が当たる場所に置かれていたために塗膜は劣化し、所々ぼろぼろと剥げていたり、割れているような状態でした。

 とは言えこれはこれで経年変化の味が出ていて、お客様ともども何とか雰囲気を残しつつ綺麗にしたいですねという方向になりました。

 劣化したウレタン塗装の再塗装方法のセオリーとしては塗膜を完全に剥いで木地を出して塗り直すのですが、化粧合板を使っていることもあり、削ると薄い化粧板まで削られて芯材が出てきてしまうので最小限のぽろぽろ塗膜だけを削り取り、ウレタンより硬いカシュ―でコーティングすることにしました。

 うまくいくか仕上がるまで不安でしたが、そこそこ狙い通りの仕上がりになったと思います。

 その他こだわりポイントはネームノブを真鍮の丸頭のマイナスねじで留めたことです。プラスねじよりもアンティーク感が増します。

 目の当たりにしたお客様の「かわいい!」の第一声に安心しました。今回は非常に塗装の勉強になりました。ありがとうございました。

【寸法】W:820 H:560 D:350 (mm)
【塗装】カシュ―